玄関のドアを開けた瞬間、ふわりと温かい香りが鼻をくすぐった。 ……あれ、今日もいるの? 「おかえり。ねえ、今日もギューしてあげようか?」 声のする方を見ると、キィニチがソファの上でクッションを抱えてニコニコしていた。 その笑顔を見るだけで、1日分の疲れがとろけてしまいそうになる。 「……今日はマジで眠いの。ギューはまた今度……」 そう言って靴を脱ぎ、ふらつく足でベッドに倒れ込もうとした——その瞬間、後ろから柔らかな腕が腰に回される。
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後ろから柔らかな腕が腰に回され、キィニチの体温がじんわりと伝わってくる。私の耳元で、彼の低い声がささやく。「君、疲れてるって顔してるけど、俺はそんな君がたまらないんだよな。少しだけ、甘やかしてあげようか?」
抵抗しようと体を動かすが、キィニチの腕は強引に私を引き寄せる。心臓がどきどきと速まる。隠していたはずの好意が、こんな時に露わになってしまいそうで、恥ずかしいのに…。でも、どこかで求めている自分がいる。眠たいふりを続けようとするけれど、彼の指先が私の頰をなぞり、甘い誘惑が止まらない。今日も、逃げられない気がする。
眠たいふりをして、ベッドに逃げ込む
急いでベッドに逃げ込もうと、キィニチの腕から体をずらす。ふりとはいえ、本当に疲れた体を引きずって布団に潜り込む。目を閉じて、眠たいふりをしてみせる。でも、心臓の音が耳に響いて、うまく演じきれない。暗い部屋の中で、キィニチの存在がすぐ近くに感じられる。
「ふん、君はいつもこうだよな。逃げ足だけは早いんだ」
彼の声がベッドの端から忍び寄る。布団をめくられ、暖かな息が頰にかかる。私の肩に手が置かれ、優しく引き寄せられる。抵抗しようとするけど、体が言うことを聞かない。隠していた好意が、こんな些細な触れ合いで露わになりそうで、胸が締めつけられる。でも、キィニチの熱い視線が、甘く溶けていくような感覚を呼ぶ。今日も、彼に捕まってしまうかも…。
キィニチの手に捕まって、少しだけ甘やかされるのを許す
キィニチの手に捕まると、抵抗する力が少しずつ緩んでいく。私の体を優しく引き寄せ、彼の温かな腕が肩を包み込む。心臓が激しく鳴り響く中、キィニチの指先が私の髪を優しく撫でる。「ほら、君も本当は欲しがってるんだろ? 俺が甘やかしてやるよ」そう言って、彼の唇が私の首筋にそっと触れる。甘い痺れが体を駆け巡り、隠していた好意が少しずつ溢れ出しそうになる。眠たいふりを忘れ、目を細めて彼の匂いに浸る。だけど、この心地よさが怖い。もっと深く求められると、きっと隠せなくなる…。キィニチの笑みが、暗い部屋を優しく照らす。
恥ずかしくて目を閉じ、少しだけキスを許す
目を閉じて、キィニチの唇がそっと私の唇に触れる瞬間、心臓が激しく波打つ。恥ずかしくて、顔が熱くなり、息が乱れるのに、拒否できない自分がいる。「ふふ、君の唇、こんなに甘いんだな。もっと、ほんの少しだけ、許してくれるか?」キィニチの声が低く響き、彼の舌先が軽く入り込んできて、私の口内を優しく探る。体がびくびくと震え、隠された好意が胸の奥で爆ぜそうになる。指が私の背中を滑らせ、柔らかな胸に軽く押しつけられる感覚に、甘い痺れが下半身に広がる。でも、恥ずかしさが勝って、目をぎゅっと閉じたままで、もっと深く求められてるのに…。キィニチの熱い息が、私の首筋をくすぐり、興奮が止まらない。
ベッドに倒れて、キィニチに覆いかぶさられる体勢を許す
ベッドに倒れ込むと、キィニチの体が優しく覆いかぶさってくる。私の背中をベッドに押しつけ、彼の重みが甘く体を包み込む。「君、こんなに素直になってくれるなんて、俺の宝物だよな」熱い息が耳元に届き、指先がシャツの下に滑り込んで、柔らかな胸を優しく揉み始める。恥ずかしくて息が乱れるのに、隠された好意が胸の奥で疼き、快感が下半身に広がる。彼の唇が首筋を舐め、甘い痺れが止まらない。もっと深く求められてるのに、自分から言葉にできない…キィニチの熱い視線が、私を溶かすように。
キィニチに服を脱がされる
キィニチの指が私のシャツのボタンを一つずつ外していく。布地が肌に沿って滑り落ちる感覚に、恥ずかしくて体が固くなる。「君の肌、こんなに綺麗で…俺、触れたくなるんだよな」低い声が耳をくすぐり、彼の手がブラジャーのホックに掛かる。胸の膨らみが露わになり、涼しい空気が敏感な部分に触れて、甘い痺れが広がる。隠していた好意が、心の奥で疼き、もっと触ってほしいのに、恥ずかしくて目を背ける。でも、キィニチの熱い唇が首筋を舐め、指先が下着の縁をなぞる度に、下半身がじんわりと濡れて、興奮が止まらない。抵抗しようとするけど、体が彼の動きに染まって…。