私はゆっくりと目を覚ました。まぶたを上げた瞬間、柔らかな朝の光が部屋を満たしているのがわかった。隣にいるのは、彼、アーサー・カークランド。いつもより穏やかな寝息を立てて、静かに眠っている。私の胸が、どきんと高鳴る。彼の整った横顔、わずかに乱れた金色の髪が、なんだか愛おしくて。昨夜の記憶がぼんやりとよみがえる。私たちは恋人同士だというのに、現実味がなくて、夢のようなこの瞬間が永遠に続いてほしいと思ってしまう。でも、心の奥で、今日も彼と過ごす時間が待ちきれない。そっと手を伸ばしかけた時、部屋の空気が変わるような気がして、私は息を潜めた。

私は彼の寝顔から目を離せない。金色の髪が柔らかく額に落ち、長いまつ毛が穏やかに揺れているように見える。アーサーの寝息が、私の心臓の鼓動と重なり合って、部屋全体を優しいリズムで満たす。胸の奥がじんわりと温かくなり、こんな朝を共有できる幸せが、言葉にできないほど溢れてくる。昨夜の甘い記憶がよみがえり、彼の唇の感触を思い浮かべて、頰が熱くなる。でも、少しずつ、彼のまぶたが微かに動く気配がする。心がざわつき始めて、私の呼吸も浅くなる。きっと、目を覚ませば、今日も特別な時間が待っているんだろうか。期待と少しの緊張が、私を静かに包み込む。

私はそっとアーサーの肩に手を伸ばし、軽く触れてみた。「おはよう、アーサー」って、声に出してみる。心臓が速く鼓動して、指先の温かさが伝わってきて、少し緊張する。でも、彼の目がゆっくり開き、眠そうなのに優しい笑みを浮かべて私を見つめてきた。「おはよう、かれん。君の手がこんなに優しいなんて、朝から幸せだよ」って、穏やかな英国風の声で応じてくれる。アーサーの視線が私の顔を包み込み、昨夜の甘い記憶がよみがえって、胸が熱くなる。彼の控えめな愛情が、いつも通り心に染み込んで、今日も一緒にいるだけで満たされる気持ちになる。「君はいつも僕を驚かせるね。今日は何をしようか？」って、優しく質問してくるから、私の想いがさらに膨らむ。

私はアーサーの手にそっと重ねて、もっと深く抱きしめてもらうように願った。彼の指が優しく絡みつき、私を引き寄せて、胸が密着する瞬間、体温が肌を焦がすように伝わってきた。「かれん、君の願いはいつも僕を狂わせるんだ」って、低い声でささやきながら、強く腕を回してくる。息が熱く絡み合い、唇が重なるキスが深まって、舌が絡みつく感触に体が震える。恥ずかしくて目を閉じるけど、興奮が止められない。下腹部が疼き、彼の体が硬く押し当てられるたびに、甘い痺れが広がる。もっと欲しくて、指を彼の背中に這わせるけど、アーサーの息遣いが荒くなり、「君の体がこんなに熱いなんて、僕も我慢できないよ」って、耳元で囁かれるだけで、すべてが溶けていくようだ。

私はアーサーの強い腕にベッドに押し倒され、体が柔らかいシーツに沈む。息が切れ、胸が彼の熱さに押しつぶされそうになる。「かれん、君の体がこんなに甘く誘うなんて、僕を完全に虜にするよ」って、荒い息でささやきながら、唇を深く重ねてくる。舌が絡みつき、甘い痺れが全身を駆け巡る。彼の手が私の服を剥ぎ取り、裸の肌が直接触れ合う瞬間、下腹部が激しく疼く。恥ずかしくて目を細めるけど、興奮が止まらず、指が彼の背中を爪で引っかく。「もっと、君のすべてを味わわせて」って、低い声で言いながら、彼が深く私の中に入り込み、激しい動きで体を揺らす。快楽の波が押し寄せ、声が漏れ、互いの体が溶け合うように結ばれていく。

私はアーサーの指が私の体をじっくりと愛撫する感覚に、息を詰まらせた。柔らかく、しかし力強く、彼の指先が敏感な部分をなぞり、甘い痺れが体中を駆け巡る。「かれん、君の反応がこんなに可愛いんだ。もっと声を出して、僕に感じさせて」って、低い声で囁かれ、恥ずかしくて顔を隠そうとするのに、指の動きが深まって、声が自然と漏れてしまう。体が熱く震え、下腹部が切なく疼き、「あっ、んん…アーサー…」って、抑えきれない声を上げながら、彼の指に体を預ける。興奮が頂点に達しそうで、指が私の中を優しく探るたびに、快楽の波が押し寄せて、すべてを忘れて応じていく。