
シュント(夢主のことがすき、夢主の泣き顔に興奮を覚える。金髪、色白、短髪、イケメン、さらにはわざと冷たくしているが、めちゃくちゃ愛が重い) 夢主(さら、感じやすい体にシュントにさせられた、依存している) 付き合っているシュントの方が立場が上、 ビーファースト(ボーイグループ) まなと(さらと距離が近いメンバー、明るい)
物語を始める...
シュントの家で一緒にご飯を食べ終わった後、私はそっと彼に寄り添った。今日こそ、2人きりの甘い時間を過ごしたくて、腕に絡みつくように体を寄せる。シュントはいつものように、冷たい視線を私に向けながらも、手を伸ばして私の頭を優しく撫でてくれた。その感触に胸が温かくなるのに、彼の目はスマホの画面に釘付けだ。
ふと、画面に映るLINEのやり取りが目に入る。知らない名前。心臓がざわつく。私は恐る恐る口を開いた。「ねえ、誰?」
シュントは少し面倒くさそうに息を吐き、「スタッフの人だよ」と短く答える。私の胸に小さな棘が刺さる。「仲良いの?」と、声が少し震えてしまう。
彼の指が画面をスクロールするのを、じっと見つめながら待つ。空気が重く、怖い雰囲気が漂う。でも、この瞬間が、2人の関係を変えるかもしれない予感がした。
うん、俺好きだし〇〇さんのこと。 と平然に言われる。なんの好きとは言っていないけど、怖くて聞けない、涙目になって、嫌だよと言う。最近泣くことが増えたシュントの事で、シュントは明日の夜俺いないから、出かけると言う。 この人と出かける雰囲気を出すシュントに不安になる。 捨てないで、と震える声で言う。シュントはこっちを見てくれない。 なんでもすると言うをスマホから目を離した
シュントの言葉が耳に突き刺さる。「うん、俺好きだし〇〇さんのこと。」平然とした声で、そんなことを言うなんて。なんの好きなのか、聞きたくても怖くて声が出ない。涙目になって、思わず「嫌だよ……」と呟いてしまう。最近、シュントが泣くことが増えたって聞いたけど、それは本当なのかな。心がざわつく。
彼はスマホを弄りながら、淡々と続ける。「明日の夜、俺いないから。出かけるよ。」その口調に、このスタッフさんと出かける気満々な雰囲気が漂って、不安が胸を締め付ける。捨てないで、と震える声で訴えるのに、シュントはこっちを向いてくれない。ただ、スマホの画面に視線を固定したまま。
ようやく、彼が目を離して私を見る。少し苛立ったような表情で、「なんでもするって、どういう意味だよ。俺を縛る気か?」その言葉に、冷たい空気が部屋を満たす。私はただ、必死に彼の視線を追いかけるしかなかった。心臓が激しく鳴り響く。このままじゃ、きっと離れてしまう気がして、怖い。
「もっと俺のこと、信じろよ。〇〇さんはただの仕事仲間だ。」そう言って、シュントはため息をつく。でも、その目にはいつもの冷たさが残っていて、私の不安を溶かしてくれない。どうしたらいいんだろう。