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・メインの攻略キャラはお祓い屋の双子です。 ・物語の展開によって個性豊かなオリジナルキャラクターや組織、設定を登場させ、好きな人物との関係を築くこともできます。 ・主人公の名前や細かい設定も適宜変えて大丈夫です。 ・順次説明文を更新しています。(2026/01/09) 実はこの世界は「裏側」から見ることができる。ほとんどの人はその存在すら知らないけど、裏側へ自由に出入りできるのだ。ウラとオモテは重なっている。でも裏からは表が見えるのに、表からは裏は見えない。ちょうど透明人間になったみたいに、ゲームのバグが起きたみたいに。 そして、裏側にいると不思議な能力を持つことがある。空を飛んだり、瞬間移動したり……。 美作 結(みまさか ゆい)は、不思議な能力を持つお祓い屋の城本(しろもと)家で使用人をしている、ごく普通の人だった。物語は「邪鬼」という裏世界の存在の悪影響を受けて瀕死の怪我を負った結が、肉体から抜け出した魂の状態で起き上がる場面から始まる。 … 結「うーん、ここは……?」 目覚めると見慣れた天井。自分の仕事場であり育った家である、城本家の屋敷だ。どうして寝ていたんだろう。確か、恐ろしいものに襲われて……そこから記憶がない。 『起きた!』 聞き慣れた、シンクロする双子の声。自分が仕えている相手だ。 結「右代様、右心様……」 右代「良かった、気分はどう?」 右心「まだ混乱してるよね。起き上がらなくていい。」 気分はどうだろう……不思議な感覚だ、大怪我をしたのにどこも痛くないし、むしろ肉体の重みがない……。 結「……えぇっ……と……」 驚いてみっともない大声をあげそうになるが、堪えた。代わりに困惑の声が漏れてしまった。何故なら、自分の手を見ると透けてしまっていたからだ。 右代「ごめん、結ちゃんの魂が肉体から離れちゃったんだ。」 右心「何とか現世につなぎ止めたけど、その、霊状態になっちゃって……」 城本家は、表向きは霞守(かすみもり)神社の宮司を代々務める家系である。本当の家業は邪気のお祓いである。 そのため、この双子にも不思議な能力、術を扱う力があった。 2人の持つ術を使って何とか現世に留まった結。しかし、物語には敵か味方か分からない様々な組織が絡む。元の肉体に戻るため、平穏な生活を守りぬけるのか!?

結「霊の身体に……」 結はそっと壁に手を触れる。壁の感触が伝わってくる。 右心「触れるんだね。すり抜けるかと思ったよ。」 右代「こらっ。変な事言うなよっ」 2人のやり取りを聞き、もう一度触れてみる。今度は壁をすり抜けた。どうやら自由に触ったりすり抜けたりできるようだ。 2人『便利〜!』 双子の声がシンクロした。 右代「ごめんね、俺たちが18歳になるまで降霊の術は使えないんだ。でも使えるようになったらすぐに元の体に戻すから!」 右心「それに、結ちゃんは肉体は厳重に保管してあるから、安心してね」 2人はぴったりと体をくっつけてこう続ける。 2人『ただし、僕たちのどちらかから20m以上離れないでね!離れたらもう元には戻れないからね!』 結「……なるほど」 結は神妙な面持ちで話を聞いていた。 右代「それと、その体なら裏世界にも入ることが出来ると思うよ!」 右心「鏡、水面、壁の隙間……時によって入口は様々に変わるけど、裏世界への気配を察知できるはずだ。」 右代「その入口をじっと見つめて、ゆらゆらしてきたら、思いっきり飛び込んでみて。裏側に入ることができるよ」 双子が交互に説明する。 結「……私が裏世界に。なるほど。確かに肉体がある時には感じることができなかった気配を感じます……あの鏡とかはどうでしょう?」 結は廊下の鏡を指さす 右代「そうだね。今はちょうどあの鏡から入れるみたいだ。」 右心「よし、じゃあ飛び込んでみよう!」

結は決心して飛び込む。すると、鏡の向こう側に出た。景色は元の世界と同じに見える。 結「初代様、初心様……私、来れましたよ!」 後ろに双子も着いてきている。 初代「うん。無事に来れたみたいだね。」 初心「俺と右代は小さい頃はよくこっちに来て遊んでたな〜秘密基地みたいな感じだった。」 初代「今はもう仕事場って感じだけど。裏対の奴らが近くにいる時は無闇に出入りできないし。」 結は2人のやり取りをにこやかに聞いている。 初心「結ちゃんは裏対のこと知ってる程度だと思うけど、裏世界に入れるようになった以上、結ちゃんも奴らを警戒しないと行けないよ。」 そう言って双子は警察のの秘密部署である“裏対“について説明してくれるようだ。 初代は真剣な表情で話し始めた。 「裏対は裏世界の監視と規制をしている。彼らが近くにいると、自由に出入りできなくなるんだ。」 初心も続ける。 「俺たち祓い屋は、彼らの動きを察知してうまく避けたり、情報を集めたりしてる。でも結ちゃんも気をつけてほしい。奴らは科学力で出入りしているから、扉が歪になるんだ。そういう歪な入口は避けてね。」

結は頷きながら双子を見つめ、自分に本当に大きな変化が起きたことを実感する。 「わかりました。ところで、お二人はこの世界ではどのような力を使えるのですか?」 結がしっかりと双子の目を見つめると、右代が少し真面目な調子で答え始めた。 「俺たちは霞守神社の跡取りとして、裏世界に入る力を使えるんだ。邪気を感知して薄めたり、場合によっては祓ったりもできる。ただし、祓いすぎるとバランスが崩れるから、常に慎重にやってるんだよ。」 右心も微笑みながら付け加えた。 「それに、まだ完全に習得はしてないけど、気を操って飛ぶこともできるよ。結ちゃんも今の状態なら一緒に空を飛べると思うよ。どう?興味ある?」 結の質問に丁寧に答える。 結「空が飛べるんですね!」 結は表情を明るくする。 結「私、お二人と一緒に飛んでみたいです!空から見たお屋敷、綺麗なんだろうなぁ。」 結の瞳が輝き、期待に胸を膨らませた。右代がにっこり微笑みながら、 「じゃあ、まずは軽く浮いてみようか」 と手を伸ばす。結はそっと手を取り、その瞬間、ふんわりと体が宙に浮かび上がる。風を感じながらゆっくりと屋敷の庭を見下ろすと、普段は見慣れた景色もまるで別世界のように美しく映った。右心も横から加わり、三人は短いけれど自由を感じる空中散歩を始める。

結はふわりと浮かびながら、鳥のように空を泳ぐ感覚に心が躍った。庭の緑が鮮やかに広がり、普段は気づかない細やかな花の色や、遥か遠くの山並みまでも鮮明に見える。初代が軽快に手を伸ばし、結の浮遊を手助けしながら、楽しげに話す。 「慣れたらもっと自由に動けるようになるよ。危なくないから、ゆっくりでいいんだ。」 初心も優しく促すように微笑む 「結ちゃんが楽しそうで良かった。」 結は上空に飛び上がり、下の景色を見下ろす。街中で人々が生活を営む様子が見える。 「すごい……この景色、絶景ですね……。この人達からは、私の姿は、見えていないんですよね?なんだか不思議です。」 少し前まで、裏世界への気配など微塵も感じることができなかった結は、主人である双子が邪鬼祓いに裏へ行く様子を見て、どんな世界なんだろうとずっと思っていたのだ。

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空中散歩を楽しんでいた三人の頭上に、微かながらも不穏な気配が漂い始めた。結がふとそれに気づき、不安げに眉をひそめる。 「今の何か、邪気のような……?」 右代と右心も顔を見合わせ、真剣な表情に変わる。 初代「裏対の巡回かもしれない。俺たち、そろそろ引き上げよう。ここに長居すると危険だ。」 初心「急がないと、見つかると大変なことになるよ!」 結は二人の声に促されつつも、まだこの不思議な空間にいたいという気持ちと、双子の安全を守りたいという責任感が交錯し、揺れていた。だが、彼らの言葉に従い、三人はすぐに裏世界の出口へと向かい始める。これから待ち受ける未知の展開に胸が高鳴り、結は改めて自分の新しい力と向き合う覚悟を固めるのだった。

双子にリードされて素早く裏世界から脱出する。

結は目を見開き言った。 「初代様、初心様……今のって、裏対の気配ですよね?」 初代は険しい顔つきで頷き、壁の隙間を指さした。 「そうだ。あの隙間が入口として暴力的に開けられている。普通じゃない。」 初心も重ねるように話す。 「これじゃあ、俺たちが出入りしてるのがバレるな。いや、他に目的があって、裏世界で悪さしてるやつを取り締まりに来たのかもしれない……どっちにしろ巻き込まれたくない。」 その時、情報部の忍者、影山が静かに部屋に入ってきた。 「報告です。近隣で裏対の動きを確認。彼らの技術で入口を無理矢理開けた跡があります。周辺に濃い邪気も検知。慎重に行動を。」 結は深く息を吸い込み、決意を固めた。 「分かりました。私たちで状況を調べ、場合によっては祓いに動きましょう。」 初代が優しく結の肩に手を置き、微笑んだ。 「俺たちから離れないでね!結ちゃん。」 初心は提案する。 「場合によっては俺たち2手に分かれるかもしれない。でも必ずどっちかとは一緒にいてよ!」

結は双子の言葉に頷きながら、ふっと微笑んだ。彼らの息の合ったやり取りに、慌ただしい状況の中でもその絆の強さを感じ取っていた。 影山を加えた4人は、裏対の気配から距離をとって静かに身を潜める。すると、千里眼の使い手である忍者・佐伯が遠くの情勢を探るため瞑想に入った。 「敵対している組織の名は……わからない。仮に"A"と呼ぼう。邪気を操って悪さを企んでいるようだ。裏対はそれを阻止しに来ているみたいだな」 右心は眉間にしわを寄せて言う。 「でも、あいつらAを止めても邪気は祓えないだろ?先が見えてないほど頭が硬いとはな」 結は咄嗟に口を開いた。 「逆に、それを交渉の材料にできるかもしれません。私たちが邪気を祓う代わりに規制を緩めろ、と」 右心は冷静に答えた。 「いや、そうはならないと思う。あいつらは“邪気が濃くても自然の摂理だから介入は不要“と考えている。だからこそ俺たちを見張ろうと必死なんだ」 緊迫した空気の中、結は直感的にこの難しい状況をどう打開するか思案を巡らせていた。

影山「とにかく、もっと情報を探ってみよう。俺は1回表に出て当主様と連絡をとる。今は表にいるからな。」 影山は、裏世界で瞬間移動ができる。当主である双子の父は、消えている時間が長いと不審がられるため強力な邪鬼が出た時以外はあまり裏世界には来ないようにしている。 佐伯「能力はこっちの世界じゃないと使えないんで俺はここに残って情報収集を続けます。これ以降の連絡は"連絡係"で。こっちの世界には“ブリゲート“がいると思います。」 裏では表世界が見えているので文字や目で情報を受け取ることができるが、裏から表へ情報を伝える手段はない。電話も通じないのだ。連絡係は表にいる他の連絡係へ声を伝えることができる能力を持つ。ブリゲートは、コードネームだ。影山や佐伯など城本家と近しい従者以外はコードネームで呼ばれている。 結「初代様、初心様、私たちはどうしますか?」 結は初代と初心を見つめ、慎重に問いかけた。初代は少し眉をひそめながら、 「まずは佐伯と影山の情報を待とう。表世界との連絡も大事だし、焦らずに状況を見極めるべきだ」と答えた。 初心も重ねて言う。 「今は表の動きが読めないから、俺たちは裏の警戒を続けて、邪鬼の動きも探る。結ちゃんは無理せず、俺たちの近くにいてくれ」 結はふたりの言葉にうなずきながら、自分を取り巻く環境が大きく変わったことを実感する。 結「わかりました。では、この世界に残るということですね?それとも、2手に分かれますか?私、どちらについて行けばいいんでしょう。」
初心「Aの組織は、多分悪い奴らだ。でも俺達が出入りしてることがバレても大丈夫な相手だろう。 初代「だからAの仲間と接触できればいいんだが……佐伯、探れるか?」 初代はテキパキと指示を出す。長男らしい姿だ。 結はその冷静な指示を見ているしか無かった。しかし、私はあくまでも使用人。何があっても2人について行く覚悟だ。 佐伯は深く息をつき、目を閉じて集中力を高めた。 「Aの仲間の気配を探ります。慎重に行くが、何かを見つけ次第すぐに知らせます。」 初心が少し苦笑しながら言葉を重ねる。 「こういうとき、兄貴はほんと頼りになるよな。結ちゃん、俺たちと一緒にいれば大丈夫だからな」 結は微笑み返し、たしかに双子の強い絆とリーダーシップを改めて感じ取ったのだった。 その時、その場にいる初代、初心、結、佐伯の4人の脳に声が響き渡る。 『こちらブリザード。今4人の元に連絡係“スザク“を向かわせました。スザクも裏世界内にいる遠くの人に声を届けることができます。』 脳に響き渡る一方的な声。相手からの声が聞こえても、こっちは返事出来ない。こっちにも連絡係を寄越してくれたようだ。 佐伯「よし、スザクの到着を待ちましょう。瞬間移動はできませんが空を飛べるはずですので、すぐ来るはずです。」

結は裏世界のざわめきを感じる。スザクの到着を待つ間、彼女の心には不安と期待が交錯する。双子への忠誠が心の支えだった。 突然、空から軽やかな風が吹き、影のような人影が降り立った。スザクだ。黒い装束に身を包み、鋭い目つきで周囲を素早く見回す。 スザク「ブリザードからの伝言です。影山が当主様と連絡を取り、Aの組織が邪気を操って大規模な儀式を準備中。裏対が介入を試みていますが、祓い屋の力なしでは抑えきれない。裏対は邪鬼を放置する見込み。俺たちの拠点がバレる危険があるが、邪鬼の退治を優先する方針。」 初代は即座に反応し、 「了解。俺たちで動ける範囲で探る。結ちゃん、準備はいいか?」 初心も頷き、 「スザク、追加情報を表から引き出してくれ。結ちゃんの安全を最優先に。」 結は頷きながら、何があっても双子の指示に従う覚悟を決める。

佐伯が再び集中を始め、 「Aの人員の位置を特定中……メインの活動地点とは別に、2、3人で行動している気配がする。東の森付近だ。俺たちと同じで情報を探っているかもな……。右代様、右心様、接触しますか?」 初代は迷わず頷き、 「向かおう。情報を引き出すチャンスだ。だが、慎重に。結ちゃんは俺のそばにいてくれ」 と静かに指示を出した。右代の声にはいつもの快活さの中に、頼もしい決意が込められていて、結の胸を温かくする。 初心も即座に同意し、 「そうだな。スザク、君は後方支援を。佐伯は引き続き監視を。俺たちは東へ向かう。もう1人、連絡係から応援来れるか?Aの連中のメインの活動地に1人行かせたい。」 と息の合った提案をする。双子のシンクロした視線が結に向き、守られる安心感が彼女を包む。 一行は裏世界の薄暗い森へと足を踏み入れる。静かだが木々の葉ずれが囁いている。結は初代と初心への忠誠を覚悟し直しながら、静かに進んだ。 突然、前方から人影が現れ、Aの者たちか? 緊張の糸が張りつめる中、物語は新たな局面を迎えようとしていた。

Aの様子も混じえて描写してください。結は、従者として静かに2人について行く覚悟で、時折サポートもしながら基本的には2人の指示を全うします。

薄暗い森の中、結は初代と初心の視線を頼りに静かに歩を進める。樹々の間から差し込むかすかな月明かりが、苔むした地面を淡く照らし、周囲に漂う邪気が微かに震えているのを感じた。 前方に数人の影が見えた。彼らは薄汚れた作業着に身を包み、邪気を自在に操るAの組織だった。手にした蒼白の結界石を巧みに操り、周囲の邪気を集めている。静けさを破ることなく、しかし鋭い目で周囲を警戒している様子が窺える。 初代が低い声で言った。 「結ちゃん、見つかったら大変だ。しっかり俺たちの指示に従ってくれ」 結は頷き、心の中で強く決意した。たとえ半霊の身となっても、幼い頃から慕ってきた双子の使用人だ。手がかりを得るため、必要なときはそっと援護に回り、声を潜めて冷静に動いた。 初心がささやくように確認する。 「結ちゃん、邪気の流れを読んで警戒してくれ。僕たちの背後も頼む。危険を感じたらすぐ知らせて」 結は裏世界の感覚を研ぎ澄まし、二人の視野を補うように警戒を強めた。静寂の中、ゆっくりと迫る緊張の波。