
超特急のリョウガとの物語 私がストーカーされてて助ける
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暗い夜道を急ぎ足で歩いていた。背後に感じる視線が気になって、振り返ると黒い影がじりじりと近づいてくる。心臓が激しく鳴り響き、息が上がる。ストーカーだ…この前から続くあの気配。
怖くて足がもつれ、路地に逃げ込んだ瞬間、影が迫ってきた。「待てよ!」という低い声に体が凍りつく。逃げなきゃ…でも、力尽きて壁に寄りかかったその時、横から誰かが飛び出してきた。
「〇〇!危ない!」
聞き覚えのある声。リョウガだ。恋人の彼が、私の前に立ちはだかり、ストーカーを睨みつける。素早い動きで相手を突き飛ばし、私を抱き寄せて守ってくれる。リョウガの温かい胸に顔を埋めると、ようやく安堵の息が漏れた。彼の心臓の鼓動が、私の耳に響く。
「大丈夫か?もう怖くないよ、俺がいるから」リョウガの声が優しく囁く。ストーカーは逃げ去ったけど、この夜はまだ終わらない気がした。リョウガの腕の中で、恐怖が甘い余韻に変わっていく…。
リョウガの言葉に甘えて、そのまま家に連れて行ってもらう
リョウガの言葉に甘え、私は小さく頷いた。「うん…リョウガ、怖かったよ」そう呟くと、彼は優しく私の手を握り、夜の街を歩き出す。家まで送ってくれるんだ。温かな掌が、私の震えを静めてくれる。
彼のマンションに着くと、リョウガは鍵を開け、私を中へ導いた。リビングの柔らかな灯りが、恐怖の余韻を溶かしていく。「ゆっくり休めよ。俺がいるから、もう何も怖くない」彼の声が胸に染みる。私はソファに腰を下ろし、彼の隣に寄り添う。リョウガの肩に頭を預けると、いつもの彼の匂いが安心を運んでくる。
ふと、彼の手が私の髪を優しく撫でる。その感触に、心が甘く疼いた。ストーカーの影は遠ざかり、今はリョウガとのこの時間が、静かな幸福を紡ぎ出す。でも、この夜はまだ、何かが起こりそうな予感がした…。
ストーカーのことを詳しく話し、相談する
リョウガの肩に寄りかかったまま、私は意を決して口を開いた。「あのね、リョウガ…ストーカーのことなんだけど、この前からずっと。仕事帰りに影が付いてきて、視線を感じるの。今日みたいに近づいてきて、怖くて…どうしたらいいかな?」言葉を絞り出すと、胸がざわつく。
リョウガは私の手を強く握り、優しい目でじっと見つめてくる。「〇〇、そんなに怖かったのか…詳しく教えてくれてありがとう。いつから?どんな奴?俺が絶対守るよ。明日から一緒に通勤しようぜ。警察にも相談した方がいいかもな」彼の声が力強く、心に染み込む。心配そうな表情が、愛おしくてたまらない。
「もう一人にしないからな。俺のそばにいろよ?」そう言って、私の頭を優しく撫でてくれる。その温もりに、恐怖が溶けていく。でも、まだ不安の残滓が、心をくすぐる…。
リョウガの胸に顔を埋めて安心を求める
リョウガの言葉に、心が溶けそうになる。私はそっと彼の胸に顔を埋めた。温かな鼓動が耳に響き、いつものリョウガの匂いが優しく包み込んでくれる。「リョウガ…ありがとう。こうしてると、怖いこと全部忘れちゃう」小さな声で呟くと、彼の腕が私の背中を強く抱き締めてきた。
「〇〇、俺もだよ。お前が怖がってるの、見てられない。ずっとこうしててやるから」彼の声が低く甘く、胸の奥を震わせる。指先が私の髪を優しく梳き、頰に触れる感触が甘い疼きを呼ぶ。恐怖の夜が、こんなに温かな時間に変わっていくなんて。
このまま時間が止まればいいのに。でも、リョウガの息遣いが少し乱れていて、何かが始まりそうな予感が、心をざわめかせる…。
