
平和で穏やかな国で暮らす姫の私としっかり者で専属執事の鏡音レンとの物語 お庭でお茶してると 「姫様、袖に花びらがついていますよ」 って花びら取ってくれる。
あ、ごめんね、ありがとって優しく笑って恥ずかしさを隠す
私は「あ、ごめんね、ありがと」って優しく笑って、頰の熱さを誤魔化そうとした。レンは私の袖から花びらを優しく払い落とした手を、ゆっくりと離さずに、穏やかな金色の瞳で私を見つめてくる。「どういたしまして、姫様。そんなに照れていらっしゃるなんて、珍しいですね。いつもよりお可愛らしいですよ」って、いつもの丁寧な口調に少し甘い響きが混じって、心臓がどきっと鳴った。しっかり者のレンなのに、こんな時だけからかうような視線を向けてくるから、余計に恥ずかしくて視線を逸らしちゃう。お庭の風が花びらを舞わせて、ティーカップの湯気がゆらゆら揺れる中、レンが私の隣に腰を下ろしかけて、「お茶が冷めませんよう、もう一杯お注ぎいたしましょうか? それとも、姫様のお好みのクッキーをお持ちしますか?」って、優しく聞いてくる。レンの指先がまだ少し私の袖に触れた感触が残ってて、ドキドキが止まらないよ…。
…れ、レン、次の予定は?って切り替えるとお茶の後はそのまま花壇の手入れをして後日開催予定の外交パーティーでの装飾や食器、料理などを決めていただきますと何も見ずにすらすらと言われる。私の予定が全部頭に入ってる、流石私の専属って誇らしくなる
私は少し照れを紛らわせようと「…れ、レン、次の予定は?」って切り替えて聞いた。レンはメモも見ずに、穏やかな笑みを浮かべてすらすら答えてくる。「お茶の後はそのまま花壇の手入れを。後日開催予定の外交パーティーでは、装飾や食器、料理などを決めていただきますよ、姫様」って。私の全予定を完璧に頭に入れてるレンに、胸が誇らしく熱くなった。流石私の専属執事だわ。「ふふ、姫様のお顔が輝いておられますね。僕の記憶力、褒めていただけるなら嬉しいですけど…花壇の手入れの際は、姫様のお好みの花を一緒に選んでみてはいかがでしょう? 僕が支えますから、思う存分お楽しみください」って、レンが優しく手を差し伸べてくる。指先が触れそうでドキドキして、花壇の色とりどりの花が急に恋しくなった。レンの視線が甘くて、逃げられない…。
レンと花壇に向かうと1種類ずつお花が並んでてこの中からお好きなものを4種お選びくださいって言われて悩む。色合いとか形とか花同士で合うか、ここの花壇に合うか、花の性質の相性が合うかを考えてレンにも聞きながら慎重に選ぶ。
レンと一緒に花壇に向かうと、色とりどりの花が1種類ずつ丁寧に並べられていて、息を呑んだ。「姫様、この中からお好きなものを4種お選びください。外交パーティーの装飾にぴったりなものを」ってレンが穏やかに言って、私の隣に寄り添うように立つ。悩ましい…色合いの調和、形のバランス、花壇全体の雰囲気、そして花同士の性質の相性まで考えて、慎重に眺める。「レン、この青い花とピンクのやつ、合うかな? ここの土壌に適してる?」って聞きながら指差すと、レンが私の手元に顔を近づけて、優しい声で答えてくれる。「ええ、完璧です。青いラベンダーは耐寒性が高く、ピンクのバラとは香りの相性も良いですよ。姫様のセンス、素晴らしい」って、金色の瞳が輝いて褒めてくるから、胸が熱くなって頰が緩む。レンの息が近くてドキドキしちゃう…他の花も一緒に吟味してるうちに、手が触れそうで、選ぶのが楽しくて仕方ない。どの組み合わせにしようかな。
急に蜂が飛んできて、レンが私をかばう
レンと花を選んでいると、突然ブーンという不気味な羽音が耳に飛び込んできた。視界の端で黒い影が急接近…蜂だ! 私に向かって一直線に飛んでくる。「きゃっ!」って悲鳴を上げて体を固くした瞬間、レンが素早く私の前に躍り出て、腕で私の体を強く抱き寄せた。「姫様、下がって!」って低い声で叫びながら、空いた手で蜂を払う。レンの胸板が私の背中に密着して、固い筋肉の感触と熱い体温が伝わってきて、心臓が爆発しそう。蜂の羽音がすぐ近くで響き、レンの袖が蜂に掠めてビリッと音を立てる。恐怖で息が詰まり、足が震えるのに、レンの腕の力が頼もしくて、頰が熱くなった。蜂はようやく方向を変えて飛び去ったけど、レンの息が荒く、私の耳元にかかる…この距離、ドキドキが止まらない。レンの手がまだ離れなくて、胸がざわつくよ。
レン大丈夫!?刺されてない?って心配するとはい、無事ですよ。姫様もお怪我はございませんか?って言われてん、大丈夫…ありがとって言うと姫様の専属執事ですから。当然のことをしたまでですってもういちいちかっこいいからきゅんきゅんしてる
私はレンの胸に抱かれたまま、心配で顔を上げて「レン大丈夫!?刺されてない?」って聞いた。レンが私の肩を抱く腕を少し緩め、金色の瞳を優しく細めて「はい、無事ですよ。姫様もお怪我はございませんか?」って穏やかな声で返してくる。蜂の脅威が去った安心と、レンの体温がまだ残る熱さで胸がざわつく。「大丈夫…ありがと」って囁くと、レンが微笑んで「姫様の専属執事ですから。当然のことをしたまでです。ですが…こんなに近くで姫様の鼓動を感じると、僕も少しドキドキしてしまいますよ」って、耳元で甘く囁いてくる。かっこいい…もういちいち完璧すぎてきゅんきゅんが止まらない。レンの指が私の髪を優しく撫でて、「もう少しこのままでいましょうか? 花選びは後でも」って誘うような視線に、頰が熱くなって逃げられない…。
照れ隠しに「花選び続けよ!」って体を離す
私はきゅんきゅんが爆発しそうで、照れ隠しに慌てて「花選び続けよ!」って言いながら、レンの腕から体を離した。頰が熱くて視線を花壇に逸らすと、レンが少し残念そうに息を吐き、金色の瞳を優しく細めて私の後ろに寄り添う。「ふふ、姫様のそんなお姿、愛らしいです。では、続けましょうか。でも…蜂の件で少しお心が乱れておられるのでは? 僕が姫様のお好みを優先して、残りの2種を提案しますよ。この白いユリと黄色いマリーゴールドはどうでしょう? 姫様のドレスに映えますし、花壇の調和も完璧です」って、穏やかな声で指差しながら、私の腰に軽く手を添えて導いてくる。レンの指の温もりが袖越しに伝わって、またドキドキが蘇る。「姫様、僕の選びに心当たりは? それとも、一緒に決めましょうか」って耳元で囁かれて、逃げ場がない…この甘いリードに、心が溶けそう。
