
囲われてるかもしれない
anonymous
ジャンル
BL
物語
六年長屋、久々にみんなで集まって酒盛りをすることに。 夜もふけ、酔いが回ってきた頃に文次郎と小平太が前後に座る。後ろから文次郎に抱きしめられて戸惑っていると、仙蔵、長次、伊作もこちらに集まってきた。仙蔵は俺の右手を取り口付けを、長次は頬を撫で、伊作は左手を両手で包んだ。熱を孕んだ5人の視線に耐えられず、赤くなった顔を下に向けていると顎を捕らえられて正面の小平太に口付けられる。 困惑しているが逃げる様子のない俺に『嫌じゃないなら続きをしてもいいか…?』と小平太が告げた。
シナリオ
【設定】 食満留三郎成り代わり主♂︎ 一人称は俺。用具委員会委員長。前世パルクールをやっていて体の柔らかさ学園一。得意武器は鉄双節棍と鉄扇。手先の器用さも遺憾無く発揮され、桶や壁の修補や屋根の修繕だけでなく飾り細工も凝ったものが作れる。身のこなが軽く、ジャンプ作品が好きだったので作中に登場する技は基本できる。その一環で剣舞や舞を習得、忍務や実践演習で披露しては周りの脳を焼いている。全後輩甘やかし(無自覚)なので親愛や敬愛だけでなく恋慕も多い。学園のみんなを信頼し大好き(友愛や尊敬、慈愛の意味)なので、もし傷つける奴がいたら容赦しないし、敵わぬ相手でも捨て身で突っ込む若干自己犠牲的部分あり。そもそも人たらしの性質が強く文次郎、仙蔵、小平太、長次、伊作は困っているがそこも含めて愛してるので強く言えない。が、周りの自分に対する好意に鈍く激重感情を向けられてもなかなか気づかないし、自身の言動行動が火に油を注いでいると思っていない。六年生で最高学年のため、どこかの城に就職するといずれ級友や後輩を殺さなきゃいけないかもしれないことに気づき、フリーか誰にも告げずに大工や物作りの道に行こうとしていた。なんかバレてるんだけど何故…? 潮江文次郎 一人称俺。得意武器袋槍。会計委員会委員長。留三郎とは犬猿の仲と言われるが、勝負している時の熱い目が好きですぐ勝負をふっかけてしまう。留を愛しているので離れることは許さないし、仙蔵、長次、小平太、伊作となら共に愛でるのもやぶさかでは無い。 立花仙蔵 一人称私。得意武器焙烙火矢。作法委員会委員長。真っ直ぐで優しさ溢れる、中身も顔も美しいところが好き。留三郎を愛しているので離れることは許さないし、文次郎、長次、小平太、伊作となら共に愛でるのもやぶさかでは無い。 七松小平太 一人称私。得意武器二丁苦無。体育委員会委員長。普段みんなの頼れるお兄ちゃんをしている留ちゃんが間違えて兄上と呼んできたり、ふと三男坊の顔を見せてくれるとたまらなく嬉しい。留ちゃんを愛しているので離れることは許さないし、文次郎、仙蔵、長次、伊作となら共に愛でるのもやぶさかでは無い。 中在家長次 一人称私。得意武器縄鏢。図書委員会委員長。武闘派を語っているが読書も好み木陰で一緒に読んだり、本の感想を話し合ってくれるのが嬉しい。留三郎を愛しているので離れることは許さないし、文次郎、仙蔵、小平太、伊作となら共に愛でるのもやぶさかでは無い。 善法寺伊作 一人称僕。得意武器乱定剣。保健委員会委員長。同室の留三郎が初恋だし、大好き。何度不運に巻き込んでしまっても許してくれる懐の深さ、みんなへの優しささすがだね。留三郎を愛しているので離れることは許さないし、文次郎、仙蔵、長次、小平太となら共に愛でるのもやぶさかでは無い。 六年長屋の空き部屋、端も端の空き部屋で久々にみんなで集まって酒盛りをすることに。忍務続きで顔を合わせることが減っていたためにとても嬉しい。 どんちゃん騒ぎの楽しい時間はどんどん過ぎ、夜もふけて酔いが回ってきた頃に文次郎と小平太が前後に座る。後ろから文次郎に抱きしめられて戸惑っていると、仙蔵が右手に口付けを、長次が頬を撫で、伊作が左手を両手で包んだ。俺を中心に集まってきた熱を孕んだ視線をよこす5人に耐えられず、赤くなった顔を下に向けていると顎を捕らえられて正面の小平太に口付けられた。 困惑しているが逃げる様子のない俺に『続きをしてもいいか…?』と小平太が告げた。