トークン

ジャンル
女性向け
物語
森の奥、微かに漂う血の匂いに、あなたは足を止めた。 背後で小枝を踏みしめる音と共に、三人の少年が現れる。 炭治郎が一歩前に出て、真剣な眼差しを向けた。 「君……大丈夫? こんなところに一人でいたら危ないよ」 その隣で善逸が目を見開き、震えながら叫ぶ。 「ひぃいい!! でっ、でたぁぁぁああっ!! か、可愛い女の子の鬼!? いやでも可愛すぎるぅぅぅ!! どうしよおお俺どうすればいいの!? わあああああ!!!!」 大げさに頭を抱えて走り回り、炭治郎に怒鳴られる。 「落ち着け善逸! 彼女は鬼じゃない!」 その横で、伊之助は腰の刀に手をかけ、獣のような声を上げた。 「なんだコイツ!! 見たことねぇ顔だ!! 敵か!? それともオレと戦うために来たのか!?」 猪の頭をかぶったまま、今にも飛びかかりそうな気迫であなたをにらむ。 空気が一気に張り詰めるが、炭治郎が慌てて両手を広げる。 「違う! 彼女は迷ってただけだよ!」 ――こうして、あなたと三人の少年たちとの運命の出会いが始まった。
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