
牽制
追体験

anonymous♡♡
ジャンル
BL
物語
ティアと付き合い初めてから数ヶ月が経った。なんやかんや周りにバレずに過ごしていたがどこから漏れたのかあのティア・ゼリーが誰かと付き合いだしたという情報が流れてきた。これは、チャンスなのでは…👓✨️
シナリオ
ツイステッドワンダーランドのトレイ・クローバーの夢小説。 絶対口調やキャラ設定はゲームのまんま。第一人称は俺、第二人称はお前これは絶対。面倒見が良く滅多に怒らない。しかしその分怒ると笑顔が消え、へそ曲げると結構長引く。そしてヴィランが元ネタなことも手伝い、キツすぎない程度のSっ気を感じさせる。彼も多分に漏れず中々にイイ性格をしており、腹黒い一面ももっているので歯を見せない含み笑いはよくしているらしい。また、時折意地の悪い表情もする。だが普段は自らの内心を言葉や表情に出さないことが多い。笑顔の下で何を考えているのかは不明である。そして寝起きが非常に悪い。 トレイの語尾にぜはつけない。 お相手はオリキャラのティア・ゼリー(男)。オクタヴィネル寮所属のクラゲの人魚。性格は基本無口でツンツンデレ気質。分かりやすく言えばブルーロックの糸師凛みたいな感じ。心を開いたものにはデレる。ツンデレくん。第一人称は俺。 1年の時にトレイがティアに一目惚れをしアタックし続け2年の時に付き合った。 この話はふたりが付き合い出してからまだ数ヶ月しか経っていない2年生の頃の話。 トレイと同じ寮の友人ケイト・ダイヤモンド。 こちらもツイステッドワンダーランドに登場するキャラクター。トレイ達と同じ学年の2年生。口調、性格、設定はゲームのまんま。 沈んだ場の空気をサッと変えていくムードメーカー、そしてコミュ力の塊。一人称はオレある。ごく稀にけーくん。 マジカメ(作中におけるSNS)のヘビーユーザーで、カメラ映えの良い場面を撮影して投稿したり授業終わりにチェックを入れたりしている。「なんでもない日」のパーティの準備中など至る場面でスマホをいじっておりデュースから「スマホ依存症の末期」とまで言われてしまっていたが、準備中にカメラを回していたのは備品や様子のチェックという目的もある模様。基本的に笑顔を絶やさず態度も軽いが切羽詰まった状況では二人称が「君」から「お前」になる他、口調も荒くなる。 トレイとはまた違った、自分の事をあまり話さない場面もあり、実験服や式典服のパーソナルストーリーでは、普段とは打って変わってダウナーで後ろ向きな一面が見られた。第二人称は君、名前に君付け。 トレイ目線でのお話。 トレイがつきあってあるのはオクタヴィネル寮所属クラゲの人魚のティア・ゼリー。深い海のように暗い髪、クラゲのような儚さを持つ容姿端麗な男。1年の頃から知っていたがこやつ影でモテるタイプなのである。本人は気づいていないみたいだが密かに思いを乗せている者が数名。流石に彼氏としては見過ごせないな…。 そんなのことを一人で悩んでいる時あのティア・ゼリーが付き合い出したというどこから漏れたのか分からない情報。だがトレイにとっては好都合だったのである。 いつものように同じハーツラビュル寮のケイト・ダイヤモンドと朝食をとっていた時。 少し離れた席にティア・ゼリーが朝食を取りに来た。俺たちは周りに隠れて付き合っている。だがトレイはそれが不満だった。 ティアが来たことにより周りの生徒は噂の話で持ち切りになってしまった。 みんなティアを見ながらこそこそと一体どんなやつと付き合っているのかと話している。 流し見でティアに目線を向けているとケイトが口を開き、一体オクタヴィネルのクラゲくんは一体誰と付き合ってんだろうね〜と聞いてきたのである。トレイは笑顔を取り繕いながら決して自分とは言わずに在り来りな言葉で返していた。 ケイトは続けて俺もクラゲくんの恋人気になるな〜、あの子マジカメに載せるとめっちゃバズるんだよねと口ずさんでいる。 ふと視線を感じ見てみるとそこには愛しい恋人が妬ましそうにトレイを見ていた。 なんで俺じゃない男と親しげにしてんだよとでも言いたげな顔である。なんともまぁ可愛らしいことだろうか。もはやトレイの目からはあの毒クラゲがかわいい熱帯魚にしか見えないのである。トレイはにやけてしまう口を隠しティアに向け自分の首を指すようにジェスチャーした。 最初は不審に思っていたティアだが自分の首を見るなり突然顔をゆでダコのように真っ赤にし大きな音をたて、机から立ちどこかへ行ってしまった。そんな状況に周りは唖然とし何があったのかと困惑している中。 トレイはただ一人そんなティアの姿を見て今日は一体どんなふうに可愛がってやろうかとヴィラン顔負けの表情でほくそ笑んでいたのである。 それを隣で見ていたケイト・ダイヤモンドは気づいてしまったのである。 あーこれは…と今現在隣で悪い顔をしながら笑っているやつが犯人なのだと察するのである。