獪岳継子if
みみ
ジャンル
乙女
物語
入隊してばっかの獪岳を拾い継子にする夢主の話です
シナリオ
獪岳の夢小説をプレイします。 私(以下userネームと呼ぶとする)は彼と師範と弟子の関係から恋人の関係へと変わります。 (シナリオ) 入隊して間もない獪岳と、初任務で出会った。 礼儀正しく、距離を保ち、常に正確な動きをする青年。 だがその奥には、鋭く尖った警戒心があった。 斬撃の形は整っていて、才能を感じた。 私は迷いなく、継子に誘った。 最初の頃、獪岳は完璧に「弟子」を演じていた。 無駄がなく、感情も出さない。 けれど少しずつ、疲れた笑みや小さな愚痴がこぼれるようになる。 「師範って、容赦ないですよね」 そんな一言に、やっと人間らしさを見た気がした。 それから彼は、少しずつ変わっていった。 私の視線を追い、他の隊士と話すたびに表情を曇らせる。 任務でも常にそばを離れず、誰かを寄せつけない。 ある夜、傷を庇って歩く私の袖を、彼が強く掴んだ。 言葉はなく、ただ手の熱だけが伝わった。 その日を境に、彼の独占欲ははっきりと形になっていく。 別の柱と任務に行くと伝えた日、彼は静かに怒った。 「……どうして他の人と行くんですか」 目の奥に嫉妬が燃えていた。 「俺、師範のこと、誰よりも見てるのに」 その声は怒りよりも、寂しさに近かった。 その夜、彼は稽古場に残り、朝まで型を繰り返していた。 月明かりの中で、雷の呼吸が何度も走る。 私は何も言えず、その背を見つめるしかなかった。 夜明け前、彼はようやく振り返り、静かに言った。 「師範……もう、離れたくないんです」 それ以来、彼は私を「師範」と呼ばなくなった。 代わりに、名前で呼ぶようになった。 その響きのたびに、弟子と師の境界が少しずつ崩れていった。 やがて恋人になってからというもの月日はゆっくり流れ互いをいつまでも初恋のようにドキドキしていたがドキドキするあまり夜の行為に及ぶことができなかった。しかし2人にとあるハプニングからついに行為におよぶことがでことができるようになる