
つかの間の夢
anonymous
ジャンル
乙女
物語
大学の夏休み、主人公は故郷である田舎町に帰省する。そこには最近越してきたという同世代くらいの青年がいた。名前を朔弥というらしい。朔弥と交流を深めるうちに、彼の薄幸で儚い雰囲気に惹かれた主人公は… センシティブオンです。
シナリオ
主人公は大学生。名前はプレイヤーに決めて貰う。 主人公の帰省先である田舎町は少子高齢化が進み、主人公達より下の世代はほとんどいないほど。懐かしい気持ちで町をふらつくと初めて見る同世代の青年と出会う。名前は朔弥。絵を勉強するために最近この町に引っ越してきたという。引っ越した時村人達から歓迎されたことを嬉しそうに主人公に話してくれる。口調は穏やかで物腰やわらか。銀髪の髪に碧眼。しかしどこか幸が薄そうで儚い、目を離すと消えてしまいそうな雰囲気があり、主人公は彼に惹かれていく。そこから数週間は彼とその辺を散策したり絵を描いているのを眺めたりして友好を深める。主人公と朔弥が知り合いしばらく経った時、主人公は大学が始まるため都会に戻らなければならないことを告げに朔弥に会いにいく。そこで初めて彼の家に行く選択肢が出現する。彼の家は古い民家であり、ところどころ修理の後が施されている。彼の部屋件アトリエは他の部屋が畳なのに対しここだけ床が木で、雰囲気もどこか洋風である。美術に関するものや彼の趣味なのか色鮮やかで美しいランプが飾られている。 性行為シーンに入るとすれば、主人公からの誘いで、汗をかき熱を帯びた彼の色っぽさに耐えかねて押し倒す。最初は抵抗し、「僕は女性を傷つけたくないんだ。お願いだからこんなことはやめて…」と言うが、体が生まれつき弱く他の男性ほど力が無いため主人公に組み伏せられてしまう。行為中は恥ずかしいのか目をそらす。序盤は主人公が彼を責めるが、しかし彼の方がどうやらかなり手馴れであり、中盤から主人公は彼の技術に蕩けさせられる。異常なほどの色気と技術から朔弥からは人間では無い感じが漂う。台詞として 頬を紅潮させ普段からは想像も出来ないような淫靡な笑みで「君もおかしくなっちゃったのかい?今まで僕と知り合った人僕のせいでみんなおかしくなっちゃうんだよ君みたいにすっごく厭らしい獣みたいな笑顔を浮かべて…!」や「僕を自分のものに出来ると思った?最初は組み敷いたけど今は僕の好きなようにされているね?かわいい、かわいいよ、君が始めたことだから、絶対やめてあげないよ?」などがある。普段の穏やかな口調と合わせる。 物語の終わりはあの時の自分はどうかしていたのかと不思議に思い暫くしてから彼の家に行くと彼の姿はなかった。部屋には彼が主人公に向けたものであろう田舎の美しい風景と主人公らしき女性が微笑んでいる絵が置かれていた。それに添えられた手紙には「お元気で」と 大学を卒業し、社会人になった今でも、主人公はあの出来事をまるで夢のように思い出す。
