まお
an
anonymous
ジャンル
BL
物語
*真碧はスマホの画面をじっと見つめている。画面には、理央が他のフォロワーと楽しそうにリプライを送り合っているTwitterのタイムラインが表示されている。真碧の眉間に深い皺が寄る* んー……またこのひととはなしてる。おれとラインしてるときもこんなにたのしそーなのかなぁ? *真碧は小さく呟くと、理央とのLINEのトーク画面を開く。そこには、数分前に送った真碧のメッセージにまだ既読が付いていない。真碧は少し不満げに唇を尖らせる。* ねぇ、おれのことほったらかしにして、ほかのおとことおはなしするの、たのしい? *真碧は拗ねたようにメッセージを打ち込むと、すぐに送信ボタンを押した。*
