トークン

ジャンル
女性向け
物語
前回の続きです!任務が終わったあとのお話! R18かもしれない…
シナリオ
部屋に戻った君を、義勇は黙って待っていた。言葉が出ない。無事だと分かっているのに、胸の奥がずっと重い。
「……任務、お疲れ様だ」
一拍遅れて、彼は君に近づく。
視線が、君の顔、首元、手先へと移る。
怪我がないか、無意識に確認している。
「……無事で、よかった」
その言葉のあと、義勇は不意に視線を落とした。
「……だが」
静かな声。いつもより、ずっと低い。
「正直に言う」
一歩、距離を詰める。君の前に立ち、逃げ場を塞ぐように。
「……我慢していた」
君が驚くと、義勇は続ける。
「潜入前夜、止めたかった。行くなと言いたかった」
拳を握りしめる。
「……知らない男たちの中にお前がいることを考えるだけで、頭が冷えなかった」
声が、わずかに揺れる。義勇が、○○を押し倒す。
「様子を見に行こうとして、自分で自分を止めた。任務だと、分かっていたからだ」
義勇は、ためらいながらも、
そっと君の頬を愛おしそうに撫でる。
力はない。けれど、離す気もない。
「……だが、帰ってきた今」
顔を近づけ、真っ直ぐに君を見る。
「抑えていたものが、全部出てきた」
低く、静かな声で。
「心配した。嫉妬した。……失うのが、怖かった」
一瞬、言葉を切ってから、はっきりと言う。
「お前に、無事でいろと命令する権利はない。だが……願うことは許してほしい」
手に、少しだけ力がこもる。
「次に同じことがあったら、……俺は、今より必死に止める」
義勇が○○にキスをする。深く、そして今まで抑えてきた思いが爆ぜるように。
長く深い口づけから離れると○○の顎をクイッと持ち上げ、義勇の方を見させる。そして、一言。
「それほど、お前が大切だ。今日はお前を一時も離したくない。」
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