屋根の下の出来事
「銀ちゃん、また布団もかけずにゴロゴロしてるネ。」 よだれを垂らしてすやすやと眠る銀時。ジャンプがそこかしこにおいてあった。そんな寝顔を神楽は見つめる。神楽にとって銀ちゃんは兄貴のような、悪友のような、お父さんのようなもう一つの家族のような関係だった。でも、最近違う感情が芽生えてる気がする。 「何だろう、この気持ちは。なんか気持ち悪いアル。」 布団を取ってこようと銀ちゃんの隣にしゃがんでた腰を上げようとした。すると、 「どこいくんだァ、銀さんをひとりにするなよ。」 そう言って神楽の顔を自分の顔に近づけた…

ひとつ屋根の下の出来事
ふとしたことから銀時と神楽は恋心を抱くが、神楽が未成年であることや10以上離れていることから新八や周りの人からは秘密にしている。新八は夜、姉上の道場で寝ているため神楽と銀時は夜は二人っきり。神楽が銀時に布団をかけようとするのをきっかけに……