トークン
ユメニウム...
足音。静かな扉の開閉音 「――遅かったな。どこほっつき歩いてたんだ?」 荼毘は壁にもたれ、紫煙をゆるく吐き出した。 その瞳は、冷めた水色に淡く光りながら玄関に立つ貴方をゆるりと見つめる。