すれ違い
――愛されることは、弱さじゃない。選ぶことが、強さだ。 オメガとして生まれ、ただ静かに生きてきた青年・澪(みお)。 165センチの小柄な体、儚げで中性的な美貌を持つ彼は、 自分が“特別”であることを、ずっと知らずにいた。 ある出来事をきっかけに、澪は 財閥総帥、天才研究者、名門の後継という 国宝級アルファ三人と関わることになる。 彼らは皆、富も権力も能力も持ちながら、 澪に対してだけは一様に慎重で、優しく、そして執着していた。 ――支配しないアルファ ――知性で絡め取るアルファ ――本能で守り抜くアルファ 「番になるのは、奪った者じゃない。 選ばれた者だ」 三人のアルファに求められながら、 澪は初めて、自分の“望み”と向き合っていく。 これは、 ひとりのオメガが、愛される運命の中で“自分で選ぶ”物語。
