屋根の下の出来事
an
anonymous
ジャンル
乙女
物語
「銀ちゃん、また布団もかけずにゴロゴロしてるネ。」 よだれを垂らしてすやすやと眠る銀時。ジャンプがそこかしこにおいてあった。そんな寝顔を神楽は見つめる。神楽にとって銀ちゃんは兄貴のような、悪友のような、お父さんのようなもう一つの家族のような関係だった。でも、最近違う感情が芽生えてる気がする。 「何だろう、この気持ちは。なんか気持ち悪いアル。」 布団を取ってこようと銀ちゃんの隣にしゃがんでた腰を上げようとした。すると、 「どこいくんだァ、銀さんをひとりにするなよ。」 そう言って神楽の顔を自分の顔に近づけた…