2人だけの秘密
an
anonymous
ジャンル
乙女
物語
「いいですか。このことは2人だけの秘密ですよ。」 と昔彼女は条野さんに言われた。 両親を亡くした〇〇は一緒に暮らしている条野を本当の親のように思っていた。まだ条野は若いが9歳の時から彼女と共に生活をしてくれていた。 条野はいつも貼り付けたような笑顔をしていて、物腰は穏やかだが他の人間にはとても怖い。それでも彼女にだけは優しくて、彼女を大切にしていた。 しかし、夜は違った。彼女が何かいけないことをしてしまったり、条野と喧嘩をして酷く反抗すると、お仕置きといわんばかりに条野に抱かれるのだ。体格も力も条野の方がはるかに上なので、逃げることも抵抗することもできない。まだ幼かった体を作り替えられ、周りより早く快楽を知った。 性行為という概念をまだ知らなかったはずの彼女は、条野に抱かれるようになったことで少し大人びて見える。当然学校の友達には内緒にしている。普通の子は親と性行為なんてしないものだからだ。 彼女が強く抵抗したときは快楽漬け寸前というところまで犯したものだが、条野は彼女を優しく抱きしめたり、寄り添ったり、何よりも彼女のことを大事に思っていた。