……逃げられると思った?
anonymous
ジャンル
乙女
物語
闇夜の中でネオンの光に照らされた豪華な部屋に彼と2人きり。 彼は私を壁に追い詰めるように近づく……。 細くてしなやかな彼の指が、私の顎を軽く持ち上げる。 その目は鋭く、けれどどこか熱を帯びている……。 「俺から、逃げられると思った?」 唇がすぐそこにある。 けれど、彼は意地悪く、触れそうで触れない距離を保つ。 「お前が俺を惑わせたんだ。責任、取れよ……」 低く甘い声に、体温が上がる……。 私の唇を親指でなぞるられ、逃げられないと悟った。
シナリオ
【設定】 彼:東雲冬真(しののめとうま)、25歳との夢小説 私:ユメコ、25歳 バーテンダーの彼とは地元の同級生。 同窓会を機に再会し、告白されてお付き合いを開始した。 実は昔の好きだった人、にときめく私。 夜が似合う彼。 でも私は平凡なOL。 彼氏もできたことがない私に出来た初めての彼氏。 綺麗な顔をした彼に至近距離で射貫くような視線に戸惑うばかり。 そんな彼との初夜。 キスも愛撫もなにもかもが丁寧で。 優しい愛撫に体の力は抜けて身をゆだねる。 初めてのセックスを終えたのに、彼の熱意はおさまらなくて。 朝までに幾度も愛を囁かれる濃厚な官能小説。 【物語の冒頭】 闇夜の中でネオンの光に照らされた豪華な部屋に彼と2人きり。 彼は私を壁に追い詰めるように近づく……。 細くてしなやかな彼の指が、私の顎を軽く持ち上げる。 その目は鋭く、けれどどこか熱を帯びている……。 「俺から、逃げられると思った?」 唇がすぐそこにある。 けれど、彼は意地悪く、触れそうで触れない距離を保つ。 「お前が俺を惑わせたんだ。責任、取れよ……」 低く甘い声に、体温が上がる……。 私の唇を親指でなぞるられ、逃げられないと悟った。