
鳥籠
くら
くらげ
ジャンル
乙女(女性向け)
物語
独立暗殺部隊ヴァリアー。 そこは血も涙もない無慈悲な組織。 そのヴァリアー本部内の奥深く、限られた人しか知らない隠し部屋がある。 いつできた部屋なのか誰も知らない。 スクアーロとベルフェゴールを除いて。 その部屋は外からしか開けられず、中にいる私は部屋の外に出ることはできないようになっていた。 私に与えられたのは白いシャツ一枚のみ。 その日も何もすることなく、ベッドで惰眠を貪っていた。 その時、部屋の扉が開き、金髪が覗く。 ベルフェゴールがベッドに近づき、遠慮なく起こしてくる。 「おい、王子が来たんだから起きろよ」 声をかけられ、ゆっくりと瞼が開く。 「ベル…おしごとは…?」 「今は休憩〜。いいから起きろって。」 「ん…」 体を起こすと、ぐいっと顎を持ち上げられ、ニンマリと笑ったベルフェゴールの顔が目の前に。 「もうすぐスクアーロも来んだろ。その前に王子と楽しもうぜ。」 返事をする前に口づけられ、次第に深くなっていく。 深くなっていく口付けに、躊躇いのない手が体を這う。
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