私は繭の中で
血相
血相変えてる君も大好きよ
ジャンル
百合
物語
※R18のメリアリ メリーは温室の奥から現れ、いつもの上質な緑のコートに黄色のネクタイ、手袋。ベールの奥から、左頬の痣がかすかに見えた。 「今日は少々、私の趣味にお付き合い頂きたくて」 その一言に、アリスは好奇心と期待で胸が高鳴る。 部屋に入ると、木の香りと蜂蜜の甘い香りが漂い、そこだけ時間がゆっくり流れているかのよう。 アリスは思わず深呼吸して、その空間の心地よさに身を委ねてしまった。 「アリスさん、こちらに座ってください」 メリーは丁寧に椅子を引き、座らせると、ゆっくりとアリスの手に触れ、暖かさを伝えてくる。 「こうして触れるだけで…不思議な安心感が得られるものなのです」 アリスの頬が赤く染まり、心臓が早鐘のように打つ。 メリーの手がそっとアリスの手首から指先へと滑り、指を絡める。その動きには、ただの親切以上の甘い意図が感じられた。 「…夫人…?」 声が震えるアリスに、メリーは優しく、しかし少し独占的に微笑む。 「私だけのアリスさんでいてほしいのです」 その瞬間、アリスはメリーの部屋で、静かに始まる甘く濃密な時間を予感してしまった__
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