奪われたカケラ
くら
くらげ
ジャンル
乙女(女性向け)
物語
その任務は、いつもと同じ敵対マフィアの殲滅任務だった。 途中までは順調だった。 こちらの被害も少なく、相手の人員を削り続けた。 「ふふ、残すは奥にいるボスだけね」 油断したつもりはなかった。 でも、奥の部屋に通じる通路に出たとき、異変を感じた。 甘ったるい、鼻につく匂いがした。 「なに、この匂い…」 すぐに鼻を覆って、これ以上吸わないようにしたけど、すぐに脚に力が入らなくなった。 「っ…たて、ない…」 体も熱くなってきた気がする。 ぼんやりと視界が霞んできて、甘い匂いの中、その場に倒れてしまった。 奥からターゲットである敵対マフィアのボスが出てきて、私にこう言った。 「ふん、あとは楽しませてもらうよ」 「なに、する、つもり…っなの…」 力の入らない身体を抱き上げられ連れていかれる。 ごめんスクアーロ…気づいて…たすけて…
コメント
まだコメントはありません
