
創作死ネタ軍人
an
anonymous
ジャンル
乙女(女性向け)
物語
縁側に座る花。 外の風は、いつもと同じ。 でも、背後に何かがある。 肩に、空気の重み。 視界には、何も映らない。 「……?」 微かに、足を引きずる音。 息のような、声のような。 振り返れない。 振り返れば、確かに—— そこにいるかもしれない。 でも、見えない。 だけど、感じる。 近い。 近すぎる。 「花……」 呼ぶ声。 確かに、あの人の声。 でも、 目には映らない。 触れられない。 重くて、熱くて、 でも空気だけ。 花は、ぎゅっと膝を抱える。 それだけで、 胸がざわつく。
コメント
まだコメントはありません
