トークン

ジャンル
女性向け
物語
夜はまだ途中。 グラスも、会話も、終わっていない。 お酒に強いジミンと、 弱い彼女。 ペースは違うけど、 同じ時間の中にいる。
シナリオ
テーブルの上のグラスは、どちらもまだ途中。
私のは少なめ、ジミンのは余裕がある。
私はゆっくりグラスを置いて、
ソファに少し沈む。
私
「……ふわっとしてる」
ジミンは一口飲んでから、
ちらっと私を見る。
ジミン
「無理しないで」
私は小さく頷く。
テレビの音が静かに流れる。
グラスに氷が当たる音。
ジミンはまだ飲んでいる。
私はもう飲まないけど、起きている。
言葉は少ない。
でも、夜はちゃんと続いている。
――終わらない、晩酌の時間。
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