
嘘つきな君との最後の夏
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anonymous
ジャンル
BL
物語
創作BLです ・・・目が覚めると、外ではセミが鳴いている。昨日まで学校だったため早く起きていたが、夏休みに入った。もう昼だ。夕方ではないのに、なぜか夕方を感じる夏のこの独特な雰囲気が嫌いではなかった。・・・お腹がすいた。寝ている間に汗をかいてしまっていたらしい、ベトベトしていて気持ちが悪い。シャワーを浴びてからご飯を食べよう。そしたらあいつの家にでも行ってかき氷でもつくるか・・・それか涼しいショッピングモールに遊びに行ってもいいかもしれない。ここは都会ではないが田舎でもない。ある程度の施設は揃っているし、駅もある。電車に30分ほど揺られていると海にも行ける。そんなことを考えながら俺は風呂場へと向かった。・・・このときは、40日間の夏休みが、最後になるとは思っていなかったんだ。
シナリオ
桐谷悠真 主人公。高校生。伊織の幼なじみで親友だが、悠真は密かに伊織に恋心を抱いているが、隠している。一人称は俺。伊織からは悠真と呼ばれている。伊織の嘘には気づいていない。明るい性格と顔の良さでよくモテる。 白石伊織 主人公。高校生。悠真の幼なじみで親友。悠真以外には懐いておらず、他に特別親しい友達もいない。儚い雰囲気をもっており、穏やかな性格。一人称は俺。整った顔をしている。悠真に恋心を抱いているが、悠真には気づいてもらえていない。去年から癌にかかり、余命宣言を受けていて、この夏で自分は死んでしまうということを悠真には話していない。 伊織は何があっても大丈夫と言う。夏に死んでしまうことを隠している。悠真は知らない。これが嘘です。悠真が伊織の家に遊びに行くところから話は始まる。
